不動産売却時には様々な書類が必要です。
そのため「どのくらい書類を集めれば良いのか」「どの書類が必要なのか」悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、不動産売却・土地売却時の必要書類と書類を揃える際のポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□不動産売却時の必要書類についてご紹介!
不動産売却で必要な書類は、6つあります。
それぞれ紹介していきます。
1つ目は、身分証明書です。
不動産売却の際には、不動産を所有している名義人のパスポートや運転免許証、健康保険証やマイナンバーカードなどの身分証明書が必要です。
また、共有名義の際には、すべての名義人の身分証明書が必要になります。
2つ目は、住民票です。
住民票は、現住所と登記上の住所が異なる場合に必要です。
住民票は、市区町村の役場で発行できますが、発行から3ヶ月以内が期限となっているため、気をつけましょう。
3つ目は、印鑑証明書です。
印鑑証明書とは、登録印鑑が地方公共団体に登録されているということを証明するためのものです。
この書類は、市区町村の役場に加えて、コンビニやスーパーでも発行が可能です。
こちらも住民票と同様に、期限が発行から3ヶ月以内である点に注意しましょう。
4つ目は、土地建物登記済証または登記識別情報です。
取引が2005年3月6日までの場合は、土地建物登記済証、それ以降の場合は登記識別情報が必要になります。
これらは、紛失すると再発行ができず、紛失時の対応に10万円ほどかかる場合もあるため、しっかりとした保管が必要です。
5つ目は、固定資産税の納税通知書です。
都市計画税が課税されているエリアでは、都市計画税の納税通知書も必要になります。
6つ目は、物件状況等報告書です。
この書類は、物件の状態を購入者に知らせるためのものです。
売主が物件の詳細な状態を記入して作成します。
この書類を1人で書き進めるのは大変だと思いますので、専門的な知識を持った不動産会社に気軽にご相談くださいね。
以上6つの他に、実印も持っていくと良いでしょう。
売買契約書は捺印が必要な書類のため、実印も必要になります。
使用する印鑑に決まりはないのですが、実印が一般的ですので、実印も持っていくと良いでしょう。
□土地売買契約時の必要書類についてご紹介!
土地売買契約で必要な書類は5つです。
それぞれ紹介していきます。
1つ目は、権利証です。
契約の際には、権利証の原本を買主が確認する必要があります。
また、買主側の仲介会社にも、原本のコピーを提出する可能性があります。
2つ目は、本人確認書類です。
媒介契約時に確認をしていても、売買契約時に再度確認が必要になるので、忘れずに準備をしておきましょう。
また、権利証と同様に買主側への情報開示も必要になります。
3つ目は、売買契約書です。
契約の際に、買主と売主両方が売買契約書に記名押印する必要があります。
4つ目は、重要事項説明書です。
買主に対して、土地に関しての重要事項を説明する義務があります。
その際に書類として交付するのがこの資料です。
売主と買主の押印と記名が必要になります。
5つ目は、物件状況確認書と付帯設備表です。
物件状況確認書には、売主が知っている、配管の状態や、地盤沈下、土壌汚染について記載します。
付帯設備表は、土地に付随して引き渡す物と引き渡さない物を記載した表です。
また、不動産売却時と同様に、実印も必要になります。
本人が実印を押印することで、本人が決定を下したということの証明になります。
契約の際には、実印も忘れずに持っていくようにしましょう。
□不動産売却時の必要書類を揃えるポイントについてご紹介!
ここからは、必要書類を揃える際のポイントを2つ紹介します。
1つ目は、計画的に揃えるようにしましょう。
これまで紹介してきた通り、不動産売却時の必要書類はたくさんあります。
契約前に一気に集めると、必要書類の揃え忘れや、役所から取り寄せるのに思いのほか時間がかかってしまったなどのトラブルが生じる可能性がでてきます。
そのため、余裕があるうちに書類を少しづつ揃えることがおすすめです。
全ての必要書類を集め終えた後に、足りない書類があることに気づいても、時間に余裕があれば対処できますね。
2つ目は、購入したいと思えるような情報開示を心掛けましょう。
例えば、物件状況等の報告書は売主が書類を記入しますよね。
この際に具体的で詳細な情報開示を行うことがおすすめです。
また、不動産購入時に取得した物件に関する資料を、買主に提示することは義務ではないですが、これらの書類も併せて提示することで、より物件のイメージがつかみやすくなります。
□まとめ
今回は、東御市にお住まいの方へ不動産売却・土地売却時の必要書類と書類を揃える際のポイントを紹介しました。
リフォームワンでは、無料のオンライン相談も行っているため、何かお困りごとがございましたらぜひお気軽にご相談ください。