2021年7月19日

不動産売却の契約時に気を付けたい注意点について解説します!

不動産売却を検討中であるという方はいらっしゃいませんか。
しかし、どのような点に気を付ける必要があるのか分からない人も多いですよね。
そこで今回は、不動産売却の契約時に気を付けておきたい注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□不動産売却における契約の流れについて解説!

ここでは、不動産売却がどのような流れで行われるのか簡単に解説します。

まず始めに、売り手と買い手の間で売買契約を締結します。
その際、契約内容を互いに確認しながら、仲介を依頼している不動産会社に売買契約書の作成を進めてもらいましょう。

また、このタイミングで、買い手の住宅ローン審査や物件状態の調査を同時に進行させることが大切です。

次に、宅地建物取引士による重要事項の説明が行われます。
その際、売却する不動産の権利関係や取引条件などが記載された重要事項説明書という書面が交付されます。

この作業は、法律で義務付けられているものなので、必ず行わなければいけません。
その説明が終わり、特に問題が無ければ、ようやく売買契約締結となります。

また、売買契約を締結する際は、本当に締結して良いのか、慎重に判断してから決めることが大切です。
なぜなら、一度締結すると、解除することが難しいからです。

解除する場合、違約金を支払う必要があります。
違約金は、不動産売却代金の10から20パーセントほどになるので、大きな経済的負担になります。

そのようにならないためにも、売り手側でも買い手側でも、契約内容には隅から隅まで目を通して、きちんと頭の中で整理してから、契約書にサインするようにしましょう。

□不動産売買契約書の記載内容における留意点をご紹介

不動産売却を行う際には、不動産売買契約書というものが必要です。
ここでは、その契約書の記載内容における留意点についてご紹介します。

不動産売却は、比較的大きな金額帯のものを取り扱うので、口頭の合意だけでなく、契約書を用いて締結することが望ましいとされています。
なぜなら、口約束だけだと、争いに発展した場合に解決するのが難しくなるからです。

目に見える形で取引の証拠を残しておくことで、後から何かトラブルが発生したとしても、対処しやすくなるでしょう。

また、不動産売買契約書には、書式例はありますが、必ずこの記載内容にしなければならないということは決められていません。
つまり、この契約書の内容は、基本的に自由であるということを意味します。

しかし、売り手に都合の良い契約書にしたとしても、なかなか買い手を合意させられません。
そのため、両者共に合意できるような調節を行ったり、標準的な書式例の契約書を用いたりすることが大切なのです。

□不動産売却の契約前の注意点とは

売り手側にとって不動産売却の契約をする前に、気を付けておきたい注意点がいくつかあります。
ここでは、契約前の確認事項についてご説明します。

1つ目は、残金決済期日までに退去できるかという点です。
すでに転居場所が決まっているなら問題ありませんが、そうでない場合は、その期日までに明け渡せるかどうか確認するようにしましょう。

例えば、転居場所が何らかの事情で住めなくなったり、新居の完成が間に合わなかったりなどのトラブルが起こるかもしれません。
そうなると、住む場所が確保できない状況になってしまうことが考えられます。

期日までに明け渡せそうでないのであれば、契約書に停止条件を記載する必要があります。
このような状況は、意外と頻繁に起こるので、契約書を作成する前にしっかり確認しておきましょう。

また、どのように記載すれば良いのか分からないという方がいらっしゃると思います。
そのような場合は、不動産会社に相談しながら、契約書の作成を進めると良いでしょう。

2つ目は、買い手の住宅ローン審査状況を把握することです。
不動産売却は、売り手と買い手が直接取引するのではなく、不動産会社を通して行うケースが多いです。

その際、買い手の仮審査が通過してから、契約に移行するのが一般的な流れです。
しかし、仮審査を通過したにもかかわらず、本審査が通らないという場合が、まれにあります。

そのような場合、売買契約が白紙に戻されるので、売り手が預かっている手付金を無利子で返却する必要があります。
このことは「住宅ローン特約」と呼ばれており、契約書に記載されています。

本審査が通るか通らないかの判断は、売り手側がどうにかできるものではありません。
にもかかわらず、支払い期日を引っ張られ続けるのは、売り手にとってかなり厳しい状況になります。

そうならないためにも、売り手はできるだけ短い期間に設定するようにしましょう。
住宅ローンの本審査は、1週間から3週間ほどで結果が分かります。
そのような点を考慮しながら、契約書の内容を決めると良いでしょう。

□まとめ

今回は、不動産売却の契約時に気を付けておきたい注意点についてご紹介しました。
不動産売却でお困りの方は、リフォームワンが最後までサポートさせていただきます。
何かご不明な点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。

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