じょうしょうブログBLOG

2020年11月4日

上田市で中古住宅をリフォームしたい方へ!断熱リフォームについて解説します

上田市の中古住宅をリフォームするご予定の方で、断熱について気になる方はいらっしゃいませんか。
中古住宅の中には断熱性が不十分なものもあるため、リフォームの際には断熱性を向上させたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、断熱施工を行うリフォームに関する情報をご紹介します。

□断熱リフォームの種類は3つ!

一戸建てに施工できる断熱リフォームである、部分断熱、内断熱、外断熱の3種類のリフォームをご紹介します。
リフォーム費用は、施工する物件の床面積や傷みの程度、使用する断熱材の種類、施工する業者といった様々な要素によって変わってくるため注意が必要でしょう。

まず、部分的に行う断熱リフォームについて解説します。
これは、キッチンやリビング、寝室、洗面所などの使う頻度が高く断熱施工の必要性が高い箇所に行われます。
断熱材を入れるのは、部屋の壁の内側や天井の裏、床下です。

費用については、断熱の必要性に応じて施工する部屋数を選べるため、3種類の中では最も抑えられるでしょう。
目安としては、床面積の合計が50平方メートル(約15坪)で200万円程です。
ただし、キッチンに断熱施工する場合は既存のキッチンを一旦取り外してから全体の壁を剥がすことになるため、追加で20万円ほどかかることに注意しましょう。
考えられるデメリットは、断熱リフォームを施していない部屋との寒暖差が気になることがあるかもしれないということです。

次に、家の内側に施工する断熱のリフォームについて解説します。
この場合は、天井裏や外壁といった外気と接している全ての部分に断熱施工をするものです。
家全体が対象であるため、部分断熱リフォームよりも断熱性が高いと言えるでしょう。

費用の目安は、延床面積83平方メートル(25坪)で300万円ほどです。
ただし、物件の構造や断熱材の種類によっても異なります。
内断熱リフォームは家全体の断熱性を向上させるため、家の中での寒暖差による身体への負担を抑えられるでしょう。
しかし、部分的に行うリフォームよりも工期が長くなるため、長期的な視点でスケジュール調整が必要であることに気をつけましょう。

最後は、家の外側に施工する断熱リフォームについてです。
このリフォームは、屋根や外壁の上から断熱施工を行うものです。
家の外側全体が断熱材で覆われるため、3種類の中で最も断熱効果を期待できるでしょう。

費用は、延床面積83平方メートル(25坪)で500万円程です。
家の外側に工事を行うため、中古の物件も外観から変わり、気分も一新できるのではないでしょうか。

注意点は、外断熱リフォームの施工には高度な技術が必要となるため、不慣れな業者に依頼すると上手く断熱性を高められない可能性があるということです。
既存の建材と断熱材の間の湿度が高くなり、家が傷みやすくなる恐れもあります。
また、外断熱リフォームは元々ある屋根や外壁の上から施工することになるため、中古物件の構造自体が脆ければ施工できないという可能性もあることに注意しましょう。

□最も一般的な断熱材は鉱物由来の「グラスウール」

断熱材にはたくさんの種類があります。
それぞれの特徴を把握した上で、ご自身の希望に合ったものを選びましょう。

断熱材の中で最も一般的な素材は「グラスウール」です。
建設途中の家の壁や屋根裏に詰め込まれているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

この素材は、鉱物由来の無機繊維で種類が豊富にある、コストパフォーマンスが高いという特徴があります。
見た目が綿のようであるため燃えやすそうに見えるかもしれませんが、実は防火性や耐火性に優れているので安心ですよね。
この理由は、断熱材が不燃性の繊細なガラス繊維でできているからです。

他には、外断熱リフォームの際によく使用される「硬質ウレタンフォーム」や「ポリスチレンフォーム」といった発砲樹脂系断熱材もあります。
これらは板状で軽いため扱いやすく、湿気や水に強いなどの特徴があります。
ただし、紫外線や火気には弱いため施工の手順や使用する部位には注意する必要があるでしょう。

さらに、自然素材でできた断熱材を選ぶ人も増えています。
自然素材の例として、古紙のリサイクルによって作られた木質系の「セルロースファイバー」に加えて植物繊維系、羊毛系が挙げられます。
エコやシックハウスの観点を重視する人に選ばれていると言えるでしょう。

□断熱リフォームのポイントを紹介!

最後に、断熱性を高めるためのリフォームを行う際のポイントをご紹介します。

まず、断熱リフォームにおいて欠かせない断熱材についての注意点です。
それは、部屋の広さとの兼ね合いです。
断熱材を厚くすることによって、その分部屋は狭くなるため、両方の点を考慮しましょう。

次に、断熱材を使えない窓における断熱方法についてです。
熱は窓を通して逃げていくため、窓の断熱効果を高めておくことは大切ですよね。
そのためには、窓にはめるガラスを分厚くすることが1つの方法でしょう。
複層ガラスやトリプルサッシを使用すると良いでしょう。

戸建ては窓の数が多いため、窓が大きい箇所や滞在時間の長い部屋に絞って施工しても良いかもしれません。
また、窓を小さくすることで外に出て行く熱を少なくする方法もあります。

3つ目は、玄関についてです。
玄関は、玄関ドア自体と、ドアに使用されるガラスの両方を考慮する必要があります。
例えば、玄関ドアに取り付けるガラスを多くして日光を取り入れられるようにすると、玄関先が暖かくなるでしょう。

□まとめ

上田市の中古住宅をリフォームする方に向けて、家の断熱効果を高めるためのリフォームについてご紹介しました。
断熱リフォームの種類や様々な断熱材の特徴を押さえることが大切です。
リフォームワンは不動産購入からリフォームまでをサポートしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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