上田市で中古住宅の購入を検討されている方はいませんか。
中古住宅でもリノベーションを行えば新築同等の家に仕上がるため、近年中古住宅の人気が上昇しています。
しかし、どんなメリットがあるのかはよく分からないという方も多いかもしれません。
そこで今回は、中古住宅を購入するメリットを解説します。
□中古住宅の様々なメリットとは?
中古住宅にどんなメリットがあるのかを、一戸建てとマンションに分けて解説します。
まずは中古の一戸建て住宅の利点を2つご紹介しましょう。
1つ目は、新築に比べて大幅に価格を抑えられるということです。
住宅は築年数が経つにつれて価格が安くなります。
例えば、木造住宅の価値は築20年でほとんどなくなると言われています。
そのため、中古の一戸建て住宅の価格は新築一戸建てよりも2割から5割程安くなるでしょう。
家が古くなり価格が下がっていても土地の広さは変わりません。
中古住宅をリノベーションすることで、広い土地に家を建てる、室内にこだわりを持った家に住むというように選択肢も豊富になるでしょう。
2つ目は、国の空き家対策により中古物件が購入しやすくなっていることです。
政府は、日本での空き家率の増加に対処するために、2015年に「空家法」を施行しました。
この法律によって、行政によって空き家と認定された家の持ち主は最大でこれまでの6倍の固定資産税を払うことが必要になりました。
そのため、空き家を手放す人が増え、中古住宅の物件が増加しています。
続いて中古マンションのメリットです。
それは、実際に物件を見てから購入できることです。
間取りや日当たり、家の傷みの程度、周辺環境など、気になるポイントを実際に自分の目で確かめられるため、納得感を持って決断できるでしょう。
他方、新築のマンションでは工事が終わる前に物件の購入を決める必要があるため、入居後にギャップを感じることも少なくないでしょう。
中古マンションの場合、まだ入居者がいて内覧という形態の見学方法になる場合もあります。
この場合でも、ご自身の気になるポイントをきちんとリストアップしておき、不明点があれば入居者にも確認しておくようにしましょう。
□中古物件のデメリットも理解しておくことが重要
価格を抑えられるという大きなメリットがある中古住宅ですが、一方でデメリットもあります。
購入後に後悔することがないようにデメリットについても把握しておくことが重要です。
そこで、中古物件のデメリットを3つ見ていきましょう。
1つ目は、多かれ少なかれ傷んでいる箇所があるということです。
やはり築年数を重ねるにつれ、家も傷んできます。
特に風呂場やトイレ、キッチンなどの水回りは傷みやすいため、リフォームが必要な場合もあるでしょう。
中には、水回りや熱源の設備を既に取り換えている中古物件もあります。
入居後にリフォームの必要が生じて新たにリフォームローンを組むことになると、新築の住宅を購入するよりも高額になってしまう場合があるため注意しましょう。
2つ目は、物件の購入後に修理が必要になる可能性があるということです。
上述のように傷んでいることが多い水回りなどは、住宅を購入する際に住宅ローンにリフォーム代を含めておくと良いでしょう。
入居後に修理するのを避けるために、物件の購入前に傷んでいる箇所がないかをしっかりと探しておきましょう。
また、傷んでいる箇所をリフォームする際のおおよその価格も把握しておくと良いかもしれません。
3つ目は、築年数が古いと住宅ローン控除が受けられない場合があるということです。
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して物件を購入した際に所得税の還付を受けられる制度のことです。
中古住宅購入の際にこの制度を利用するには、新築物件購入の際に満たすべき条件に加えて、築年数の条件を満たすことが必要です。
具体的には、マンションで築年数25年以内、木造一戸建てで築年数20年以内という条件があるため、築年数は必ず確認しましょう。
□購入計画の際の注意点とは?
「中古住宅の購入計画を立てる際にはどんな点に気を付ければいいのか」
このようにお悩みの方も多いかもしれません。
中古住宅の購入は新築物件を購入する時とは異なることも多いでしょう。
そこで、購入計画を考えるときに気を付けるべきポイントを2つご紹介します。
1つ目は、住まい選びの際に譲れないポイントを把握しておくことです。
明確にしておくべきことは、立地、物件の種類、間取り、価格の4点です。
全ての点において理想をかなえることは難しいので、優先順位をつけておくと上手く折り合いを付けられるでしょう。
物件の所在地は生活のしやすさに直結する要素です。
学校や職場、スーパーなどの日常的に行く場所のアクセスを考慮しましょう。
「一戸建てにするかマンションにするか」、「どんな間取りが良いか」についても、ご自身やご家族のライフスタイルに適した選択をしましょう。
価格についても、大体の予算を決めて物件を効率的に絞り込めるようにすると良いでしょう。
2つ目は、購入費用を把握しておくことです。
中古住宅を購入する際には、物件の費用以外にも様々な費用が必要です。
仲介手数料や不動産取得税、ローンにかかわる費用などが発生するため、事前に支払う必要がある費用を理解しておきましょう。
□まとめ
上田市にお住まいの方に向けて、中古住宅を購入するメリットを解説しました。
中古住宅は、新築と比べて大きく費用を抑えられることに加えて様々な利点がありますが、デメリットもあります。
リフォームワンでは中古物件探しからリフォームまでサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。